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中高一貫校に通う中学1年生の息子さんが、スマホ・ゲーム依存や暴言、登校しぶりなどの問題を抱え、不登校になりかけている――
今回のブログは、実際にご相談いただいた内容をもとに、私、一般社団法人不登校引きこもり予防協会 代表理事の杉浦孝宣がまとめたものです。
親子関係は悪くない。でも、朝になると玄関で動けなくなる。
スマホを制限すると暴言を吐く。
スクールカウンセラーや学校の対応にも不安を抱える…
そんな繊細な状況に、どう向き合えばいいのか。
この記事では、母親の視点で見た「子どもの変化の過程」とともに、
不登校・引きこもりのステージ判定を活用し、支援の必要性と具体的な対応策を整理しています。
また、同じような状況から回復された方々の成功事例や、当会で実施しているZoom講演会・生活改善合宿のご案内も掲載しております。
同じように悩んでいる保護者さまにとって、少しでも参考となれば幸いです。
「制服は着た。でも、玄関の前で固まって動かない――」
そんな朝が、ある日突然、我が家にやってきました。
最初は「たまたま体調が悪いのかな?」程度に考えていた私。
しかしその日から、息子の“腹痛”は毎朝の恒例となり、気づけば1週間、2週間…学校には行ったり行かなかったりの状態に。
心配になり、担任の先生やスクールカウンセラーに相談してみると、「まずは見守りましょう」と言われました。
でも、見守るって、どうするの?
何もしないで待つことなの?
親として、何かしてあげたいのに、何をすればいいのかが分からなくて――
正直、最初の数ヶ月は、自分が壊れそうでした。
不登校が始まる少し前から、息子はスマホゲームに夢中になっていました。
それまではルール通り「1日1時間」。朝は使わず、夜に時間を決めて…という形でうまくいっていたのですが、中学生になってからは様子が変わってきました。
朝6時に起きて、すぐにゲーム。
登校前にゲーム時間を使い切り、疲れ切って、布団に戻ってしまう。
「もう疲れた、学校無理」と言う息子。
親から見れば、“たった1時間”のゲームがなぜそこまで?と思いましたが、
彼にとっては「勝てない」「満足できない」=ストレス
そのままの気持ちで学校へ行く気力など、残っていなかったのかもしれません。
ある日、夫がスマホの使用について注意したとき、息子が怒り狂い、物を投げ、怒鳴り、ついには父親に手を上げました。
そして私にも、「死ねばいいのに」と。
……ショックでした。
小さい頃はあんなに優しかった子が、こんな言葉を口にするなんて。
でも、あとになって振り返ると、それは「助けて」という心の叫びだったのかもしれません。
ルールを守れない自分への苛立ち
思い通りにいかない学校生活への不満
周囲の大人に伝えられない悩み
それらが積み重なり、爆発してしまったのでしょう。
文化祭の少し前から、「学校つまらない」と言い出しました。
「自由な校風がいい」と言って自ら選んだ中高一貫校。
受験のときには、あんなにがんばっていたのに。
「思っていたのと違った」
その一言に、私の胸は締め付けられるようでした。
少人数で、先生との距離も近くて、温かい学校だと信じていたのに、彼にはそう感じられていなかったのかもしれません。
そして、文化祭が終わると同時に、「五月雨登校」が始まりました。
登校したり、しなかったり――
まるで、彼の心の状態がそのまま登校に現れているようでした。
「とにかく、誰かに相談したい」
そう思って、スクールカウンセラーに予約を取り、やっとの思いで息子を連れて行きました。
けれど、帰ってきた息子はこう言いました。
「スマホの制限が厳しすぎるって言われた」
「別に悪いことしてないのに、何で怒られるのか分からない」
正直、モヤモヤしました。
私たち夫婦は、息子の将来を思ってスマホ制限をしている。
それを「厳しい」と言われてしまうと、どこに頼っていいのか、分からなくなってしまいます。
でも、息子が“安心できる大人”と感じられなかったことも事実。
これは、支援者との“相性”の問題なのだと、あとで気づきました。
実は、妹も小学校での不登校を経験しています。
兄が不安定になると、妹の様子もどんどん後退する。
「兄妹で、足を引っ張り合っているような感じ」
…そう思ってしまう自分にも、嫌気がさしました。
きっと、妹なりに兄の状態を感じ取り、不安や心配を抱えていたのでしょう。
私自身、どちらにどれだけの時間をかけるか、いつも悩みの連続でした。
精神科の先生にも相談しました。
でも返ってきたのは、
「今は無理に動かさず、見守りましょう」という言葉。
また「見守り」…
それが一番難しいのです。
何もしないでいいの?
放っておくことで、悪化するんじゃないか?
見守ることが、「放置」になってしまっているのではないかと、罪悪感で押しつぶされそうでした。
そんな中、ある支援団体のセミナーに参加しました。
そこで聞いたのが、
「制限ではなく、関係性を築くことが第一です」
という言葉。
私たちは「ルールを守らせること」が“しつけ”だと思っていました。
でも、息子に必要だったのは、「信頼されている」と感じることだったのです。
スマホは、ゲームは、単なる“問題”ではなく、心の逃げ場所だったのだと。
それに気づいた時、ようやく私たちの関わり方が少しずつ変わり始めました。
支援団体の方から「ステージ判定表」というものを教えていただきました。
息子の状態は、ちょうど【ステージ3】
🔵 生活リズムが乱れ始める(中度)——
このまま進むと、外出できない【ステージ4】、自信喪失の【ステージ5】に入ってしまうとのこと。
今、手を打たなければ――
そう思い、家庭訪問支援や、生活改善合宿など、いくつかの選択肢を検討し始めました。
「まだ早いかな」と思うかもしれない。
でも、「今だからこそ動ける」と、支援者の方は背中を押してくれました。

もし今、あなたがこの記事を読んでいて、
「うちの子も、もしかして…」と感じているとしたら――
それは、子どものSOSに気づけているということ。
そして、それこそが支援の第一歩です。
私も、最初はずっと迷っていました。
「スマホを取り上げれば治るのか?」
「ルールを守らせるのが正しいのか?」
「このまま放っておいても大丈夫なのか?」
誰に相談しても、「見守って」と言われるばかりで、
具体的な対応策が分からず、毎日が手探りでした。
でも、あるとき出会った支援者の言葉で、私は救われました。
「不登校も引きこもりも、正しく対応すれば、必ず回復します。
でも、間違った見守りは、ただの“放置”になってしまうこともあるんです。」
この言葉で、私はようやく動く決心がつきました。
そして今、こうして少しずつでも子どもが変わってきたことに、静かな希望を感じています。
うちの子だけじゃなかった――
そう思えたのは、他のご家庭の成功事例を知ったからでした。
たとえば…
こうした“奇跡”のように思える変化も、最初の一歩があったからこそです。
📖 そのほかの成功例もぜひご覧ください
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