
40年以上の指導歴と不登校・ひきこもりの
9割を立ち直らせた解決力
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皆さん、こんにちは。一般社団法人不登校・引きこもり予防協会の杉浦孝宣です。
私たちはこれまで、1万人以上の不登校・引きこもりの子どもたちを支援し、9割以上の回復実績を誇ってきました。特に中学生の引きこもり支援では、「家庭訪問」が支援の起点として非常に重要な役割を果たしますが、そこには見落とされがちな“リスク”も潜んでいます。
本記事では、現場で直面したリアルなリスクと、それでもなお家庭訪問が必要な理由、安全確保の工夫と課題について、具体例とともにお伝えします。
引きこもり状態にある中学生は、多くが昼夜逆転、家庭内暴言、部屋の荒れ、そして親子の断絶といった複合的な問題を抱えています。
そんな彼らと最初に接触する方法が、私たちの行う「家庭訪問(アウトリーチ支援)」です。
この支援は、生徒の実態を把握し、本人との信頼関係を築くための第一歩となります。しかし、それは決して容易なことではありません。
中学1年で不登校となり、完全に引きこもっていたカイト君。家庭訪問を実施した際、なんと彼はドアの隙間からスタッフに向けてエアガンを発砲しました。
もちろん極端なケースではありますが、このように引きこもりの子どもたちは、外部からの接触に強い拒否反応を示すことが少なくありません。支援者の安全確保と心理的準備は欠かせません。
カイト君は中学生時代から不登校 引きこもりに陥りましたが、高校生になってからの3年間で引きこもりを克服しました。彼は不登校保護者会でその経験を共有し、今後の進路について発表しました。彼のストーリーは「不登校ひきこもりの9割は治せる」「不登校ひきこもり急増」の登場人物として紹介されており、彼はエアガン3丁で立て籠もるという困難な状況を乗り越えました。彼の成功は不登校や引きこもりの問題に直面する他の子供たちや保護者に勇気と希望を与えるものとなっています。
中には、引きこもり状態が長期化し、父親を包丁で刺し殺してしまったという悲惨な事件も。
家庭訪問には、このような深刻なリスクが伴うことを忘れてはなりません。
実際に、防刃チョッキの使用を検討したケースもあります。しかし、それが子どもに「敵意」として伝わってしまえば、信頼構築に大きな影響を与えます。安全と信頼関係のバランスをどう取るかは、現場ごとに慎重な判断が求められます。
さらに、訪問者は「引きこもり予防士検定」を受けた専門スタッフが担当し、状況に応じた対応を行っています。
学校や教育委員会に相談しても「本人が登校しないと対応できない」と言われ、行き詰まるご家庭が多いのが現状です。
親御さん自身が限界を感じる前に、専門機関への相談が必要です。
暴力的な“連れ出し”を行う団体もありますが、私たちは子どもの自発性を尊重した「段階的な外出支援」を行い、9割以上の回復率を実現しています。
リスクがあるからといって家庭訪問を避けては、現状は何も変わりません。
むしろ、こうした接触機会がなければ、子どもはさらに閉ざされ、将来的な社会的孤立を深めてしまいます。
私たちは「危険だからこそ、安全を確保しつつ、確実に前進する」支援を実践しています。
どんなに状態が悪くても、子どもたちは変われます。家庭訪問はそのきっかけに過ぎません。今、悩んでいる保護者の皆さん、
どうか一人で抱え込まず、私たちにご相談ください。
必要なのは、「諦めないこと」そして「最初の一歩」です。