学生インターンから都教員へ!不登校支援の現場が人生を変えた話

「教育に関わりたい」「誰かの力になりたい」――そんな思いを胸に、学生時代に不登校支援の現場へ飛び込んだ一人の青年がいました。彼は、創業したフリースクール 高卒支援会で学生インターンとして、悩みを抱える子どもたちと向き合い、自らも多くのことを学びました。そして数年後、ついに東京都の教員として採用され、自分の夢を現実にしました。

この記事では、彼の成長ストーリーを通じて、不登校支援の現場が学生に与える学びの深さと可能性を紹介します。「教育に携わりたい」と考えている学生の皆さんへ、必ず何かのヒントが得られる内容です。

目次

学生インターンから都教員へ!不登校支援の現場が人生を変えた話

「不登校や引きこもりの子を支援したい」
そう願って、このページにたどり着いたあなたへ。
今日は、私たちの支援現場で学生インターンとして関わってくれたS君の「その後」を紹介します。

彼はかつて、大学生のときに創業したフリースクール 高卒支援会で学生インターンとして活動していました。
そして先日、うれしい連絡をくれたのです。

「4月から東京都の教員になります!」

思わず、「とうとう やったね!」と声が出ました。

というのも、彼は大学卒業後、すぐには正規教員にならず、某私立中学で臨時教員として勤務しながら、
都の教員採用試験を何度も受けていたのです。

「正規になったの?」「都の試験はどうなった?」と聞いても、返ってくるのは

「まぁ、ボチボチやってます」

一見のんびりしているようで、実はしっかり挑戦を続けていたんですね。

支援の現場で学んだことが、彼の人生を変えた。
これは、学生インターンという立場からでも、誰かの人生に寄り添い、自分自身も大きく成長できるという証です。

「兄弟で不登校」支援のリアル

不登校や引きこもりの支援と聞くと、「重い」「専門家しかできない」と思うかもしれません。
でも、実際には、同じ目線に立てる若い支援者の存在がとても大きな力になるのです。

あるご家庭では、兄弟ふたりともステージ4(かなり重度)の状態にあります。

  • 兄:高校1年から不登校。昼に起き、ゲーム・スマホ漬け。外出はほぼなし。
  • 弟:小3から行き渋り。中学に入っても不登校。兄と一緒にゲーム三昧。

こうしたケースでは、「兄が楽してるなら、自分も」と弟が引きこもりに追従するケースが非常に多い。
今のままでは“楽しい引きこもりライフ”が定着してしまいます。

だからこそ、家族全体が本気で取り組む覚悟が必要です。
私たちはZoom面談を通じて、家族の協力度合いを確認しながら支援方針を固めます。

ピアサポートやアウトリーチ支援での生活改善、通信制高校サポート寮、
必要なら創業したフリースクール 高卒支援会の生活改善合宿などの提案も行います。


なぜ「9割は治せる」のか?

──その1割はどうなったのか?

「杉浦先生の本では9割は治せるとありますが、1割は失敗しているのですか?」

このようなご質問を受けることもあります。

結論から言えば、途中で支援をやめてしまった家庭のケースがほとんどです。

たとえば、

  • ご両親の離婚により支援が継続できなくなった
  • 片親のみの協力で、もう一方の親が非協力的
  • ご家庭が支援方針に途中で同意しなくなった

もちろん、本人が自ら部屋を出て行動するまでには時間がかかります。
でも、家庭が最後まであきらめなければ、再スタートは必ずできます。


学生インターンのあなたへ

今、教育や福祉に興味があり、「誰かの力になりたい」と思っているなら、ぜひ一歩を踏み出してみませんか?
私たち創業したフリースクール 高卒支援会では、学生インターンを随時受け入れています。

  • 不登校の現場で、本当に必要な支援を学べます
  • ピアサポートやアウトリーチに同行するチャンスもあります
  • 将来、教員・公務員・福祉職を目指す人には貴重な実地経験になります

S君のように、支援者として誰かを支える経験が、あなた自身の未来を切り拓く力になります。


最後に

「教育に携わりたい」「不登校の子に何かしたい」
そんな思いを持つあなたの第一歩が、誰かの未来を変えるかもしれません。
創業したフリースクール 高卒支援会は、“生徒も、保護者も、インターンも”成長できる場所です。
ぜひ、一緒に支援の現場で学んでみませんか?

※インターン希望の方は、公式HPのお問い合わせフォームまたはDMよりご連絡ください。
※全国どこからでもオンライン面談可能です。

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